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PROUDIAを運営するセンチュリオングループが歌舞伎町に第2弾として展開するナイトクラブである。出店所在地は新宿区役所通り風林会館交差点に至近の一等地であり、故に競合各店が軒を連ねる激戦区でもあります。物件の特徴としては商業ビルの地下1階であるが専用階段を有しているので袖看板やコルトンボックス(キャスター付内照看板)によるアイキャッチ(顧客誘導)ではなく、ファサードで世界観を表現できるのはポジティブな要素と言えます。また店舗面積が100坪超あり、階段を下りて広がる大空間というギャップ(サプライズ)は演出として非常に効果的です。
コンセプトメイキングにあたりオーナー様より店名は“AMATERAS”(天照大神)で「和」のテイストを盛り込んだハイセンスな空間(ジャパニーズモダン)というテーマをいただきましたので、それに基づきプランニングを行いました。まず最初に“AMATERAS”という日本を創造した女神をどう表現するか、そしてどういう物語性を展開させるかを考えました。そして“AMATERAS”という女神をクリスタルの透明感と光で神秘的に表現し、これをファサードと店内にキービジュアルとして存在させ、その女神が山紫水明、花鳥風月と詠われた日本の美しい四季を奏でるというストーリーを設定しました。
【空間演出の柱としたもの】
- ファサードおよび店内中央にAMATERAS(女神)を表現した光ゲートと光柱
- 店内を春夏秋冬の四季でゾーニングし、それぞれの季節を表現
- 和紙や格子、金泥(箔)といった日本の伝統的なマテリアルを採用
- ウェイティングバーを設けワンラク上のナイトクラブシーンを演出
AMATERASを表現した光ゲートと光柱はキービジュアルを統一させ、ブランドコンセプトを明確にインプットさせるという意図があるとともに、「PROUDIA」にて先述した視界融合からの脱却をはかるという狙いがあります。実際、あまり間口の大きいファサードではありませんが周辺店との視覚的な差別化がはかられ、確実にアイキャッチできます。
店内はAMATERAS(光柱)を中心に4つのゾーンとウェイティングバーで構成され、春は風になびく新緑の草木を壁面に表現、秋は深い琥珀で紅葉の色付きと錆で枯れを表現、VIPゾーンとなる夏と冬に関しては夏が枯山水の紋様にゆらめく水面をシンクロさせ、夏夜の妖しさと涼しさを表現し、冬は澄み切った星空とダイヤモンドダストを表現しております。また季節の違いだけでなくソファのデザインや貼り地(素材)などディテールに至るまで変化を持たせる事で様々な表情を持った店舗になりました。これはマーケティングの見地からもリピートを促す(顧客を飽きさせない)重要な要素と言えます。さらにプラスアルファの要素として和紙の光壁をBARバックに持つウェイティングバーを設置し顧客の利用シーンにバリエーションを持たせており、ニューヨークのナイトクラブシーンを連想させるこの演出はワンラク上のエンターテイメント空間と言えるのではないでしょうか。
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