イタリアンレストラン ソラリア [ BCS 実績紹介]



長年数々の有名店で腕を振るってきた池田大吾シェフが満を辞して開業したSOLARIAは目黒区東山の山手通りから入った閑静な住宅街の一角に位置する。
交通機関のアクセスは決して良くない喧騒から離れた立地ではあるが、近隣には有名店が点在する美食エリアとなっており、顧客からの支持を得るには味とサービスと空間が高いレベルで展開されることが求められている。16席程のこじんまりとした店舗においてお客様一人一人に丁寧なおもてなしをしたい・・・というオーナーシェフのポリシーを結実させる為に“路地裏の名店”を目指すべくプランニングいたしました。

【空間演出の柱としたもの】

  • 路地裏に突如として現れるブルーガラスブロックのファサード
  • 海の幸を表現したイタリアンモザイクファサード
  • 山の幸を表現したイタリアンモザイクカウンター
  • オープンキッチンによる臨場感と一体感の演出

まずプランニングするにあたり、“食”というものを通じてイタリアという国の文化を感じ取って欲しい・・・というオーナーのメッセージからリアリティをともなうイタリアンテイストを演出するためにガラスブロック、モザイクタイル、ムラノガラスからカッシーナチェアの貼り地に至るまで全てイタリア製のマテリアルを採用しました。
外観(ファサード)に関しては「こんな場所にレストランが・・・」というサプライズを与える様なインパクトを求めました。そういう意味では入居するマンションが白いタイルの外観であるため、ブルーのガラスブロックとモザイクタイルで形成されたファサードはブランドアイデンティティを確立する上で重要な要素となっています。
一方、店内のデザインプランニングにあたり前提としたものは、あくまでも料理が主役であり空間がそれを阻害しないこと・・・ということです。そういう意味では色彩や造形的にもストレスを与えるものではあってはならないと考え、スタイリッシュなセンスは確保しつつ、よりシンプルでプレーンに仕上げることを心がけました。
唯一厨房と客席を仕切るカウンターをブラウンのグラデーションによるモザイクタイルで仕上げたところが色彩や造形的に店内空間のアクセントとなっています。またカウンター越しをオープンキッチンにすることでシェフの動きや音、匂いといった臨場感を演出することができ、こじんまりした空間に一体感を与えています。本物件は当初はガレージであったことから店舗運営には不要な壁や梁が存在しており、スペースの効率を下げている要因にもなっています。そういった中で天井高の低いカウンター部分の天井やグラス棚の背板をミラーにすることで圧迫感の緩和や奥行き感を生み出させるとともに客席奥に存在する躯体壁を間仕切りとすることで個室的な客席を創出しています。

イタリアンレストラン『SOLARIA』 ホームページ



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